人生が楽になる着物ブログ

着物やアートの視点から人生が楽になるお話をしています。

風呂敷1枚で人生をお洒落に機能的に。

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風呂敷を極めたら一生カバンはいらない。

最近ビニール袋に廃止になったり、マイクロプラスチック汚染の問題とか話題になってるね。
エコバックとかもいいけどお洒落なのすくないんだよね。

風呂敷とかどう?ひいき目に言っても風呂敷を極めたらカバンがいらなくなるくらい便利だよ。

  • ビニール袋廃止でエコバックを考えている。
  • マイクロプラスチック問題に興味がある人。
  • 風呂敷に興味がある人。

以上のような人におすすめ。

風呂敷ってこんなにすごい。

風呂敷の魅力は何と言っても機能性。

風呂敷ってどんなイメージ?

うーん。四角い布で包むことでラッピングみたいにするやつだよね?

そう!ただの四角い布だね!でもただの布がエコバックにも、ラッピングにも、カバンにもなれる。そこが風呂敷の魅力。今日は風呂敷歴10年の僕が風呂敷の可能性を伝えていくね。

変幻自在に何でも包む。
- モノを包む。
カバンとしての風呂敷。毎日のレギュラーバッグとして。本や仕事道具を入れて毎日持ち歩く。

風呂敷バックの便利なところは包み方によってサイズが変わること。荷物が増えたら大きく。少ない時は小さく包めます。
外出先で買い物をしても新しく袋をもらってたくさんの荷物を持つ必要がありません。

- 贈り物を包む。
ラッピングとしての風呂敷。可愛らしく風呂敷で包んで風呂敷も一緒にプレゼント。

贈り物をするのにラッピングはとても大切な部分。きれいに包まれたプレゼントはもらった人の気持ちをより幸せなものにします。
可愛いリボンや包み紙は記念に残しておきたくなる人もいますよね。

でも残念ながらもう一度使うことはほとんどなく、最終的にゴミになってしまうことがほとんど。
風呂敷ならテープも何も使わずに布一枚でラッピングできて、贈った風呂敷もまた使ってもらうことができます。
環境によくて、形に残るラッピングです。

- 包んで運ぶ。
運搬手段としての風呂敷。大きな荷物や、カバンに入りにくい形のものを包んで運ぶ。

使わないとわかりにくい便利さですが、この機能は風呂敷の真骨頂と言ってもいいくらい便利です。
形が定型でないものを運びたい。重くはないけれども手では持ちにくいもの。こんなものを運ぶときに風呂敷は大活躍します。

ぬいぐるみやクッションなどを複数同時に運びたいときや、サイズや形の違う箱を同時に運びたい時。
ちょっとの距離なら無理やり抱えることもできますが長距離は難しくなります。

大きな箱を準備したり、いくつかの袋に分けて入れるしかないですが、風呂敷があればいりません。
何かに使うかもしれないと紙袋をたくさん残しておいたり、わざわざ大きな段ボールなどを保管しておく必要もなくなります。

- 包んで仕舞う。
収納ボックスとしての風呂敷。押し入れの中などの整理にも使えます。

普段使わないものを整理してしまっておくのにも便利です。衣装ケースのような大きなものもいらなくなります。
プラスチック製品の消費を減らせるのと、中身を取り出せば風呂敷は小さくたたんでしまえるので特に引っ越しの多い人は収納家具が少なくなっておすすめ。
衣装ケースだとサイズが合わないと困りますが、風呂敷なら心配ありません。

- 体を包む。
衣服としての風呂敷。スカーフやバンダナとしても。身に纏うファッションとして。

ただの布だからこその汎用性。スカーフとして持ち歩けば急な荷物を包むことができたり、サイズによってはちょっとしたひざ掛けの代わりになったりと使い方は様々。柄にこだわってお洒落アイテムとしても使えます

風呂敷の使い方は本当に自由。

ただの布だからこその幅広い機能性があるのです。

風呂敷があれば毎日カバンなし生活可能。

なるほど、便利そうだけどポケットとかないしカバンの方が便利なこともあるんじゃない?

カバンは使い方に合わせてポケットの位置やサイズが計算されてたり。ペンや鍵などを入れて置ける場所があったりと機能を持たせているから自分に合ったものがあればすごく便利だね!風呂敷がいろいろな使い方ができる多様性のあるものだとしたら、カバンは特定のものを持ち運ぶ専門性に特化していると言えるね!

必ずしも風呂敷がすべてにおいて優れているわけではないけれども、風呂敷の方が便利に使えるライフスタイルの人もいるよ。

私の実際の使い方

大学2回生から社会人3年目までの約5年は年間365日中350日ぐらいは風呂敷だけで生活していたよ。実際にどんな感じで使っていたか、使っていてどうだったのか説明するね。

  • 学校や仕事で使うノートやファイルはすべて風呂敷に包んで通学、通勤。
  • メインで使っていた風呂敷は一般的なサイズより大きいものを手作り。 大きめだと急な荷物の増加も問題なく対応可能。
  • メイン風呂敷の 布地は少し厚手のものを選ぶ。結びにくくなるが、毎日使うので丈夫さを重視。
  • サブ風呂敷として普通の風呂敷も持っておく。サブ風呂敷はお店で売っている可愛い柄のものなどでOK。お弁当包んだり。風呂敷の中でバラバラになってほしくないものをまとめたりするのに使う。
  • 2枚風呂敷を使うと風呂敷でリュックを作ることも可能。自転車の時など両手を開けたい時にも。また、ショルダーバッグにすることも可能。
  • 学生時代は芸大で学んでいて、作品など普通のかばんに入れずらいものが風呂敷だと楽に持ち運べた。
  • 旅行のトランクのなかで着替えの衣類をまとめるのにも便利。旅行先ではそのままカバンとしても使える。
  • サブ風呂敷があればスーパーで余計なビニール袋をもらうことはなくなる。
  • 風呂敷を持っている人は少ないので柄や色が目立つものだと注目されることもある。話のネタになりやすい。
  • 基本さえわかれば風呂敷用に作られていない布でも包めるようになる。大きい布だけあれば大体のものが包んで運べる。
  • TPOにそぐわない場所では使えない。スーツ用のカバンが必要な場合もある。
  • カバンのように蓋やチャックがないため、スリなどに注意する必要がある。
  • 素材によっては雨などの場合困る。また、液体などが風呂敷の中でこぼれたりすると荷物がすべて濡れる。しかし、風呂敷の洗濯はカバンなどに比べてすごく楽。

毎日の荷物に変動がある人にはサイズを自由に調節できる風呂敷はおすすめだね。あとは変わった形のものを持ち歩いたりする人。有名なところだと弁護士さんとかはいろんな証拠品を持ち歩いたりするから風呂敷を使っている人もいるらしいよ。

風呂敷で人生を便利に楽しく。

風呂敷の魅力

  • 機能性が高い。いろんな使い方、包み方が可能。
  • 環境に配慮できる。無駄なプラスチックごみを減らせる。
  • おしゃれにも取り入れることができる。

風呂敷も日本の文化や価値観を強く表している道具。
形を作りこまない、包む対象に合わせて自由に変化させることのできる。余白の部分があるから便利で、美しい。
一枚の布というとてもシンプルな形でありながら日本の美意識を感じられる。世界に誇れるプロダクトデザインです。

日本の文化。風呂敷って面白いね!私もまず一枚お気に入りを見つけてみようかな?

少しだけおすすめも以下で紹介しておくのでよかったら見てみてね。素敵な風呂敷人生スタートしてみよう!


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