人生が楽になる着物ブログ

着物やアートの視点から人生が楽になるお話をしています。

着物の帯 基礎知識

基本的な帯の種類

帯の形
着物にも礼装や普段着があるように帯も着物に応じて選びます。

丸帯

最も格式の高い帯です。
広幅(約68cm)でおられています。
紋織(模様が入った生地)を二つ折りにして仕上げます。

長さは袋帯とほとんど同じです。

袋帯

基本的には表に柄があり、裏は無地になっています。
2枚を縫い合わせて作られています。
最近は裏地にも柄があるものや、リバーシブルのものも出てきています。

丸帯はどのような結び方をしても柄がでて豪華な印象ですが、
現在では袋帯が主流となっています。
丸帯は広幅一枚で幅広く織りますが、それに対して袋状で織るために
袋帯と呼ばれています。
表全体に柄があるものを全通。六割程度柄があるものを六通と呼んでいます。
長さは4メートル20センチより。最近は長くなっている傾向もあります。
夏物には絽や紗があります。

なごや仕立てのなごや帯

お太鼓部分を並幅に、胴回りを半幅帯に縫い合わせています。
結びやすいのが魅力。

兵児帯

男性や子供用の帯として総絞りのものが代表的。

まとめ

帯にも様々な種類があり、用途も様々です。
着物ほど細かい格の違いはありませんが、
生地の組織や、柄。豪華さなどによって合わせる着物も変わってきます。

季節や場所に合わせた素敵なコーディネートができるように知識も大切です。
着物もファッションなので好きなように着たらいいのですが、
文化や伝統を知るともっと着物が楽しくなりますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。